オクトラ2を110時間かけてトロコンした感想「これは紛れもなく良ゲー」

ゲーム

これぞ日本のRPGという確かな手ごたえと満足感

オクトパストラベラー2を全クリしました!裏ボス撃破まで含めて、トロコン済みです。ゲーム内時間で最終的には110時間ほどでした。ゲームオーバーになってやり直しとか、あとはゲームつけっぱなしで放置の時間とかもあったので正確ではないのですが、それでも100時間くらいはプライしていたと思います。

ゲームとしてはどうだったかというと、面白かったです!ターン性RPGとしては抜群の完成度を誇っています。いまさらゲームとしての評価というか、客観的なレビューをしても仕方ないと思うので、あくまで僕個人の主観で良かったところとか思い出とかを語っていきたいと思います。

オクトラ2の個人的に評価したいところ

まず良かったところひとつ、戦闘の難しさレベルが素晴らしい。中盤以降のボス戦とかは本当に頭使わないとすぐにやられるんんですよね。で、もうそろそろ死んでくれ、次の一撃で決めてやるっていうところでちゃんと死んでくれる。このターンの攻撃をしのがないと死ぬという時にミスると、ちゃんと死ぬ。改めてRPGのヒリつく戦闘の面白さを教えてくれた感じがします。

特に裏ボスはちゃんと戦略というか対策練らないとマジで理不尽な攻撃の連続で一瞬で崩壊します。でもちゃんと勝てるようになっている。これは本当に凄いです。いや攻略サイト見ないと無理やったんで理不尽に変わりはないんですがね。

キャラのセリフやテキストなんかも一切の妥協無しです。シナリオ含めて最初から最後まで一貫して「こういうものを作ろう。プレイヤーにこういう体験をしてもらおう」という思いが伝わってきました。というかゲームの中から漏れ出していました。

あとやっぱり音楽が最高です。本当に素晴らしいです。特に各キャラのシナリオごとのラスボスとの戦闘は、キャラのメインテーマからボスの戦闘曲にシームレスに移行するんですが、マジでゲロアツです。これまでの展開もあって、マジで負けられん、、!!ってなってしびれます。

あとは各キャラクターの印象とストーリーの中で思ったことをつらつらと挙げていきます。

キャラクターごとのシナリオについて語りたい

  • オーシュット

僕は最初に選ぶ主人公はオーシュット選んでいました。性格も好きで、ちゃんとアタッカーとして優秀だったので選んで良かったなという感じです。ラスボスについてなんですが、ちょっと予想ついていました。なので衝撃は無かったんですが、でも海に放り出されたときに謎のパワーで回復する展開は嫌いではないですが本気で謎でしたね。。

あと声優が平野綾って後から知ってびっくりしました。ハルヒ、こんなところで何しとるんや?

パルテティオ

痛快ではあったけど、ワッカのイメージが強くてどうしても声が気になる。。あと叔父さんが最終的にも小物すぎて悲しかった。後半は傭兵呼びのスキルに助けられまくりました。あれなかったら裏ボス絶対倒せなかったと思う。

  • ソローネ

エッチなお姉さん枠です。強烈にハードコアな内容だった。というかちょっとしんどい。。もっと希望を持たせてあげたかった。特にこの8人と一緒に行動することによって、何か未来に楽しみを見いだせるような作りにしてあげたかった。

  • テメロス

きっと言葉として表現するよりももっと内面がアツいキャラだったんだと思います。仕事なんでね、とか言いながら誰よりも正義感が強かったと思う。だからこそ最後の最後にもっと感情を爆発させるようなシーンがあったらもっと好きになってたと思う。カルディナー!!で叫ぶシーンがあったけど、もっともっと激昂しても良かったかと。

カル族の話から良く分からなくなった。。カルディナが最初からなんとなく敵っぽかったけど、まさか月影教だとは思わなくて普通にビックリした。というかミントの正体がもっとビックリした。

  • オズバルド

娘が改造されてたのはマジでちょっと引いた。ハーヴェイのくずっぷりが素晴らしかった。さすが子安さん。一番最初、ハーヴェイに会う前なのでイマジナリーライバルかとおもいましたけど、ちゃんと実在してましたね。あれは第八の根源は愛でした、ってことでよろしいか?

  • キャスティ

ラスボスが悪の道に染まっていった原因が最後まで分からなかった気がする。。どこかに手記が落ちてるのかね?個人的に斧一閃がめっちゃ強くて使いまくってた。あと全体のBPを回復できることの意味を理解してからもめっちゃ重宝しました。

  • アグネア

可愛さを武器に、街のみんなからカツアゲをするのはマジでどうかと思う。ドルシネアと兄弟弟子という展開は好きだった。最後の最後、アグネアで締めくくるという演出は渋かった。スターという役割を持たせてこういう形に持っていくのは脱帽。

  • ヒカリ

今作の主人公。ストーリーもキャラ性能も文句なしです。サブキャラであるカザンも好きでした。そして最後の決戦に向かうシーンも最高でした。音楽も好きです。ラスボス戦はマジで鳥肌モンでした。でも僕は主人公にオーシュット選んで後悔はないです。

以下、ちょっと気になったことを挙げていきます。

  • 序盤から中盤までがちょっとダルい。

特に最初はキャラクター紹介というか本当に序章というかんじなので、個人的にはあんまり楽しめなかった。で、面白くなるのが各メンバーの最終章という感じだったので、あとはサブストーリーや探索要素も多いので、そっちにかまけストーリーに動きが無くて結果途中で投げちゃった人も多いんじゃないかと思います。

僕は前作をやっていないのでオクトパストラベラー2が初だったんですが、最初は新鮮さが大きかったため楽しめていたんですが、やっぱ途中めんどくせえなっていうシーンもありましたね。自由度が高いと言いつつも、結局8人をだいたい同じペースで進める感じになるので、いわゆる中盤の盛り上がりというのが用意できない設計だと思うんです。まあここは仕方ない部分ですよね。

  • もう一点が、各キャラのストーリーに仲間が全く関与入ってこない。

これも結局自由度を優先したがゆえの弊害だと思うんですが、もっと仲間同士の繋がりとか関係性を深めたり、クロスストーリー以外にも色々見たかったなと思いますね。

最後の最後で力合わせて、それこそ8人みんなで戦うシーンはめちゃんこ好きだったんですが、もっとそれまでのキャラ同士のぶつかり合いとかダメなところを補いあうみたいなのがあったら個人的には楽しめたかなと思います。

あとはエクストラストーリーをもうちょっとがっつりやってほしかったですね。結局謎が多く残っていたり、あれ結局どうなったの?みたいなのが割とそのままだったりしています。手記をすべて回収して読み込めば補完できるかもですが、個人的にはストーリーとか演出の中で説明したりしてほしかったですね。

まあそれくらいですよ。全体としてはすごく楽しめました。終わってみれば、なんというか終わったという虚しさと心地よさで満たしてくれます。間違いなく良いゲームです。

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