鬼滅の刃の刀鍛冶の里編の最終回を観てきました。
いや、最後良かったですね。原作をずいぶん前に読みましたけど、もうほとんど忘れているので最後里のみんなに感謝されながら見送られる感じがちょっとぐっと来ましたね。
やっぱり鬼滅の刃の魅力って、8割くらいキャラクターの魅力だと思ってるんですね。
これはほとんどの方が同意してくれると思います。
悪役キャラの過去の描き方とか、柱の魅力とか色々あると思うんですけど、僕はやっぱり主人公の炭次郎が好きなんですよね。
ええやつなんですよ。
炭次郎の周りの人もアツくて正義感があって、優しくて良いやつなんですが、良く見ると炭次郎に影響されている人もたくさんいるんですね。
伊之助とか玄弥とかまさにそんな感じじゃないですか。
もちろん二人とも根っこはいいやつなんですけど、それを引き出しているのは間違いなく炭次郎ですね。
煉獄さんとかいまでこそちやほやされてますけど、最初に登場したときとか、「うん、殺そう」みたいなこと普通に言ってましたからね。
やっぱり炭次郎は周りを照らす太陽みたいな、魅力的なキャラクターですね。
だからこそ最終回でみんなからありがとー!って言われながら見送られるシーンでぐっと来てしまったというわけです。
でもちょっと残念だったのが、戦闘の描写がちょっと大人しい感じでしたね。爆血刀で3人同時にぶった切るシーンは死ぬほどかっこよかったですけど、その後は比較的大人しい感じでしたね。
前回の遊郭編のラストバトルがとんでもない迫力だったので、ちょっと期待値を上げ過ぎたのかもしれません。
あと甘露寺さんがもっとバチバチに戦ってくれると思ってしまってました。
まあそれは良いとして、ラスト2話のタイミングでぶち切れた炭次郎が半天狗にいうわけですよ。「責任から逃げるなー!」って。
こんなん言えます?炭次郎ってまだ15歳とかじゃなかったですっけ?
僕、そんなん言われたら普通にごめんなさいって言って凹みますね。僕自身も誰かに言ったことはないですし。
これが長男パワーかという衝撃でした。。
まあそれでも鬼滅の刃は良いアニメですよ。
予算がたんまりあるのは分かりますが、それでもやっぱりセンスが良いですね。アングルとかエフェクトとか効果音とか、やっぱり細部までこだわってますよ。
キャラクターに息吹を感じる。物語に温かみを感じる。敵に怖さを感じる。こういうのってやっぱり普通じゃないんですよ。
前も喋ったかと思いますが、やっぱりただ物語を追っているだけのアニメって存在するんですよ。
でもやっぱり違いますね、鬼滅の刃は。
ちょっと今回、これまでと比較して盛り上がりにかけるので今後がちょびっとだけ心配だったりするのですが、次回の柱稽古編を楽しみに待ちたいと思います。
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