今回は涼宮ハルヒの憂鬱の思い出を語っていきたいと思います。
みなさんご存じですか?涼宮ハルヒの憂鬱です。今の20台の方は知らない方がいるかもしれませんね。
いまでこそライトノベル原作のアニメが世の中を席巻していますが、僕の知る限りではこの涼宮ハルヒの憂鬱がライトノベル原作で成功したアニメの第一号だと思っています。製作は京都アニメーションです。
このアニメが出てきたあとと出てくる前ではオタクの種類が変わったような気がしています。余談ですが、映画のマトリックスの前と後では映画の質が変わったと思っていてそれに近いような変革をアニメ界に起こしたのがこの涼宮ハルヒの憂鬱であるという認識です。
なんとなーくですが今どき当たり前なコスプレとか、いかにもなアニソンとか、やれやれ系主人公とか、学園非日常系とかそういう今でも続く日本オタク文化の礎を築いたようなアニメだと思っています。
ゴリラ的にこのアニメがどうだったのかというと、とにかくセンセーショナルでしたね。センセーショナルという言葉がしっくりくると思います。おもしろい表現や試みをたくさんして、良くも悪くも注目を集める、そんなアニメだったと思います。
あらすじとしては主人公がキョンっていう名前の男子高校生で、新学期に学校にいったら涼宮ハルヒっていう美人で変人な女子がいて、なんとなく仲良くなって交流してると、どうやらハルヒは本人が無自覚で特殊な能力を持っているらしいんですね。
で、その能力は自分の望む形に世界を改変するみたいな感じだったと思います。で、良くない方向に転ぶと、マジで世界が崩壊するので涼宮ハルヒの周りにいろんな監視がついたり、未来からタイムパトロールの人がきたり、しかもだいたいそれらは同じクラスの中にいてちょっと不思議な事件に巻き込まれるという感じです。
で、僕が初めて観たのがちょうど2006年くらいだったと思います。どうやらおもろいアニメがやってるということでとりあえず一話見てみたんですが、なんか女の子が変な歌歌って、しょぼい自主制作映画みたいな映像をひたすら魅せ続けられるという意味不明な内容でした。
なんていうか、いきなりなんですよ。あれ?これ一話やんね??どういう状況???というかこの人ら誰?みたいなところから始まります。僕は当時まだ子供だったので、一話を見るのを途中で止めて数か月放置した記憶があります。
そこから数か月経って、2話みたら普通にアニメとしての一話がスタートしたので続きをみることにしたんですが、そこから調べたらアニメの放送順が物語の時系列になっていないっていう謎のギミックを入れてたんですね。マジで意味不明でした。なんでそんなことするの?みたいな。とにかく恋のミクル伝説はなんの準備もしていない高校性には刺激が強かったということですね。
あとはエンドレスエイトですね。僕は律儀に見続けましたけど、あれはもっと怒られて良いと思います。マジでエイトまでやるやつがおるかと。
分からない人向けに説明しますと、サブエピソードのひとつにハルヒ達メンバーが夏休みのラスト一週間くらいを何回もループするっていう話なんですね。で、アニメでもほっとんどおなじ会話で同じ内容の物語が繰り広げられて、その回の終わりは主人公のキョンが寝るところで終わるんですが、次の回を見るとまたまったく同じ展開が始まる、記憶も無くなる、みたいなんを8回も繰り返したんですね。
で、一般の視聴者は次は終わるんじゃないか次は終わるんじゃないかを期待しつつ全然終わらないっていう苦行を強いられるっていうね。この無限に続くループをどうやって抜け出すのかっていうところが見どころです。
このアニメはしょっちゅう時空がゆがむので、主人公が普段の日常に戻れなくなるんですがだいたいハルヒが悪いです。そして、え?そんなことで良いの??みたいな方法で解決します。絶対に無理やと思われたところに突破口開く感じが僕は結構好きですね。うーわやられた!っていう感じで楽しめます。
あとは僕は原作見ていないんですが、やっぱり主人公キョンの謎ですね。ハルヒは普通の人間には用はなくて、宇宙人とか超能力者とかだけ私のところに来いって感じでそのせいで実際にそんな人ばっかりになっちゃってるんですが、主人公のキョンだけは普通の人間らしいんですよ。
普通の人間にもかかわらず、ハルヒに選ばれた人間なんですよね。それがなんでなのかは少なくともアニメでは描かれていなくて、今後アニメで描かれる際はその伏線回収してほしいなって思います。普通にハルヒがキョンにひとめぼれしたとかだったらおもしろいなと思っています。
あとは例にもれずエンディング曲も好きでしたね。あとは二期もスーパードライバーも好きでしたよ。スーパードライバーはもっと評価されて良いと思っています。
最後に、長門有希が人気な理由が僕には全然分かりませんでした。圧倒的にハルヒ派です。
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