映画「グリッドマンユニバース」の映画見たらはちゃめちゃ感がすごかった

アニメ

大好きだったグリッドマン。いまいちだったダイナゼノン。

はい、今回は映画のグリッドマンユニバース見たので感想を語っていきたいと思います。で、そもそもこの映画ってグリッドまんとダイナゼノン見てないとおそらくなんにも分からないと思います。今作はそれぞれのアニメ終了後の物語で、主要登場人物がたくさんでてきてお祭り騒ぎしながら新たな強敵と戦うみたいな感じです。

いや昔グリッドマンめっちゃ好きだったんですよ。キャラデザインも好きでしたし、ウルトラマン的な物語アニメでやっているのも好きでした。全体的にクオリティ高かったですよね。なんともいえない奇妙さといか不気味さがあって、それがすこしずつ明らかになっていく感じがよかったです。あと新世紀中学生とかいうネーミングセンス〇の軍団も好きでした。

対して、ダイナゼノンは実はあんまり好きじゃなかったですね。グリッドマンが好きすぎたがゆえに、いつになったら面白くなるんだろうと思いながら見ていました。でもそこまで大きなどんでん返しもなく、ふわっと終わっちゃったような印象があります。同じようなストーリーではあるんですが何かが決定的に違う、そんな感じの記憶が残っています。

で、今回のグリッドマンユニバースは、いろいろあってダイナゼノンのメンバーがグリッドマン同盟がいる世界にやってきてみんなで巨悪に立ち向かうみたいなかんじです。まあ映画版プリキュアとか仮面ライダーとかみたいな感じですね。異世界からやってくる感じのアレです。

グリッドマンユニバースは個人的には不完全燃焼

この映画実は評判がすごく良くて、僕の好きな映画レビューのYoutuberであるつっちのムビログでも絶賛されてましたし、アマゾンプライムでも星5だったんで結構期待してたんですよね。観た人はだいたい高評価をしていたんじゃないかと思いました。

で、序盤は良かったんですが、というかおおーグリッドマンや!懐かしい!!みたいな感じだったんですが、最終近づくにつれてガチャガチャしすぎてて、とりあえずやったぜーみたいな感じで終わりましたwいや、それはそれで楽しくて良いんですが詰め込みたいこと全部詰め込んだみたいな感じが個人的には気持ちよくなかったですね。

この最後の最後に向けて熱い展開が怒涛のごとくやってくるのは好きなんですよ。現にグレンラガンとかキルラキルとかは好きだったんで。でも今回のグリッドマンユニバースは集大成というか総まとめみたいな要素が強く出すぎていて、物語としてはなんかさすが詰め込みすぎやろみたいな感じであまり好きになれませんでした言葉にしにくいんですが、「お前らこういうのが観たかったんだろ感」が強すぎる気がしたんですよね。

でもヨモギがインスタンスドミネーション使って怪獣を足止めするシーンは、おお!!ってなりました。

日常の違和感の魅せ方は相変わらず秀逸

かなり序盤の方で、ユウタが立花に学校の廊下みたいなところで声かけるときに、窓ガラスの向こうでなんか人型のものがもぞもぞ動いていたりしていて思わず巻き戻ししてみたりしていました。というか今って巻き戻しって言わないんですよねw早戻しというらしいですが。テープみたいに巻いていないので巻き戻すっていう日本語が不適切みたいですね。

あとはアレクシスケリブがコスプレしてる立花のお父さんとして出てきたり、いつからおかしくなってるんだ?って視聴者にあれ?あれ??っいう振り替えさせるのは流石です。

というか、僕グリッドマンで一番好きだったポイントが日常のやりとりなんですよね。しゃべり方のテンションとか嵐の前の静けさというか不気味さというか、なんともいえない奇妙さがあるんですね。空気感とでも言うのでしょうか。なんか目を奪われるんですよね。静かなのに退屈じゃない。

で、たまにその日常がすでに敵の術によって幻を見せられていたりするんですが、その謎に気づいてアクセスフラッシュまでが僕の中でのピークになります。。あの曇り空を裂くような一気攻勢に転じる感じが好きでした。実際のバトルシーンはそこまでなんですよね。で、今回の映画はバトルシーンをちゃんとたくさん盛り込んでくれたんですが、それが個人的にはマイナスポイントになってしまったという感じです。

これから見る人はちゃんとグリッドマンとダイナゼノンを視聴してから見ることを強く勧めます。それ見ないとマジでなんのこっちゃ分からず終わっちゃうと思うので。

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