「ゼルダの伝説」がハリウッドで実写映画化だと、、?俺は断じて認めない

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ゲーム業界、映画業界を震わせる衝撃的なニュースが飛び込んできた

先日11月8日に、とんでもないニュースが飛び込んできましたね。ゼルダシリーズの生みの親である宮本茂さんがツイッターにて、ゼルダの伝説の実写映画化を進めていると発表したのです。

ちょっとツイッターの投稿文をそのまま読みますね。

「宮本です。『ゼルダの伝説』の実写映画の企画を数々のヒット作を手がけたAvi Aradさんと長年進めてきました。今回Aviさんに共同プロデューサーをお願いし、任天堂自ら製作に深く関与して正式に開発をスタートしました。完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください」

https://x.com/Nintendo/status/1722011978321838166?s=20

いや、ゼルダが映画化されることは予想していました。というかほとんどの方が予想していたと思います。今後任天堂は映画事業にも力をいれていくのだと、マリオの次に映画映えして、知名度もあって、さらにゲーム売り上げとの相乗効果的な意味も大きいとなると、ゼルダしかないだろうと。僕もマリオは劇場で見なかったですけど、ゼルダは見たいですもん。

ただ、実写化なんですよね。。やっちゃいましたね。どうやら任天堂は取り返しのつかないミスをしましたね。いやさすがにドラゴンボールみたいなクソ実写映画にはならないことは分かりますよ。任天堂がなんかんやで関与しますから。でもフルCGで見たかったな。マリオのクオリティでゼルダをCGでちゃんと映画作った方が100%面白いやん。

とはいえ、最近でいうとワンピースが一応成功例みたいな感じで扱われているじゃないですか。あれは数少ない成功例だと認識していますが、それでもゴリラが実写化が嫌いな理由をちょっと挙げていきたいと思います。

アニメやゲームの実写化が嫌な理由3つ

ひとつめ、物質的な限界がある

まず、実写化ってなると登場人物の俳優役決めないといけないですよね。そしてロケ現場も決めないといけないですよね。あとは衣装とかの小道具ですよね。これはストーリーとは別で実物を用意しないといけないはずです。

これらを完璧に再現するのって無理じゃないですか。どこかでCG使わないといけなくて、その比率が上がっていくともうそれだったらフルCGでよかったじゃんってなるわけで、じゃあ何が起こるかというと実写化として無理のない範囲で物質の用意が必要になります。ということは現実世界の実写化での限界が原作の世界観を壊すことになります。

もう俳優決めの時点で不安しかないですもん。というか主人公のリンクはそもそもそんなに感情を表に出すタイプじゃないじゃないですか。もちろんリンクの性格は設定されていますが半分はプレイヤーに委ねられていますよね。実際ほとんどしゃべらないですよね。

そこに息吹を吹き込むわけで、もうね最新の注意を払わないといけないわけですよ。よしんば完璧に言ったところで、フルCGを超えないんですよね。だからひょっとしたら原作忠実じゃなくて、別のリンクを用意する感じになるとそれはそれで期待していたものと違うっていう歯がゆいことになってしまいます。

ふたつめ、アクション表現に限界がある

はい、これです。これはゼルダくらいのアクションであるならそこまで問題ないかなと思っているんですが、そもそもアニメとかゲームのアクションの表現ってその世界ならではの表現ってあるんですよね。

極端な話ですが、北斗百裂拳っていかにケンシロウそっくりなマッチョマンが実写でやっても無理じゃないですか。CGで手の動きを補強してもすんげえダサいじゃないですか。あとは鬼滅の刃とか呪術回戦とかのバトルの迫力とかも実写化では絶対無理なんですよね。

アングルとかパースとか、効果音とか打撃が当たったときのエフェクトとかそういうのってアニメだからこそ許される表現であって、それをそのまま実写に持って来ようとするとめちゃくちゃチープになるんですよね。共感性羞恥発動してもはや見れないみたいな時あるんですよ。

みっつめ、コスプレ大会になりがち

はい、これも深刻です。キャラクターのそもそもの衣装がリアルを想定していないというからという理由もありますが、なんか結局コスプレにしか見えないんですよ。

小道具は良かったりしますよ。でも衣装が絶妙にダサかったり、ペラペラやったり、汚れ一つなくて真っ白だったり、違和感しかないんですよね。あと髪型。髪型もまあひどい。色もひどい。有名素人の方がよっぽどクオリティ高いわってくらいコスプレ感があるんですよね。

結局ひとつめの現実世界の限界との話とも重なってくるんですが、このコスプレ感に関してはもうちょっとなんとかできるかと思います。それでいうと、比較的評価の高かったキングダムとかるろ剣とかも僕全然認めてないですからね。

唯一の希望が任天堂に主導権がありそうなところ

はい、ここまでボロクソ言ってきたんですが、ここまでは僕個人の意見です。あれこれ理由つけてきたんですが簡単に言うとゲーム、アニメの実写化が死ぬほど嫌いというだけです。誰得やねんって本気で思っています。舞台とか歌舞伎とかも一緒です。マジであれ誰得やねん。

でも今回のゼルダ実写化においてはそこそこうまくいくと思っています。なぜなら、任天堂がスポンサーとなってさらに宮本さんが制作にかかわるからです。だいたい映画が狂う原因って、スポンサーがあれやこれや口出して、必要のないキャラクター出したり余計なメッセージ性を盛り込むせいなのでそこはまあ安心かなと思います。

あとは自社にブランドと、今後の映画市場に向けての飛躍とかゲームとしてのゼルダシリーズをすべて背負ってのチャレンジなのでいわばコケることは許されないですよね。なので世界最高峰のクリエイター集団である任天堂がちゃんと目を光らせて監修してくれるのであれば、それなりにいいものはできてくると思います。

あれやこれや言いましたが、あまり期待しすぎずに今後の続報を待ちたいと思います。

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