水星の魔女全部見たけどぶっちゃけ微妙じゃない??

アニメ

水星の魔女の最終回を観たので、それについて語っていきたいと思います。まあ感想ですね。

まず、トータルの感想としては、なんか微妙でした。。笑

やりたいことは分かるし、凄いところもある。特に最終回はめちゃんこ広がった風呂敷が上手く畳まれて、ハッピーエンドっぽかったので良かった!

でもトータルとしてはなんか微妙だった。。

なんでこんな感じになったのか頭の整理する意味でもちょっと語っていきたいと思います。

そうですね、あえて気になったところからお話していきたいと思います。

まず、話がむずいです。これは僕はこの水星の魔女の話に触れる時になんどか訴えてきたんですが、めっちゃ話難しくないですか?

いや、群像劇ものなので複雑になるのは仕方ないんですが、固有名詞とか企業名とか勢力図とかが頭にないと展開を追っていけなかったんですよね。。

あれ?こいつなんでこんなことしてるの??とか、つまり何がしたかったの?みたいなんが凄く多いんですよ。

意図的に真の目的が隠されているのもあるでしょうが、僕的にはもうちょっと主要人物を絞って内面とかバックボーンとか描いても良かったんじゃないかなと思いました。

ふたつめ、スケールが小さい。

まず、舞台が学園で、ガンダムバトルをして勝った方がが負けたほうのいうことを聞くという設定は良いんですよ。で、さらに地球側と宇宙側とで経済格差があって、紛争が絶えず続いているという点も良いんですよ。

でも、個人的にはもっとドンパチ戦争してほしかったなと思っています。。これは個人的な要望になっちゃうのですが。

学校で平和にしていたメンバーがガチ戦争に巻き込まれるという展開も、もう少し序盤にやってほしかったなーと思っちゃいますね。。

それぞれの思惑やプライドをかけて学校でガンダムバトルするのも熱いのですが、やっぱり極限の中で死闘であったり、魂のぶつかり合いみたいなそういうのがもっとあっても良かったんじゃないかなと思います。

極端な話、スレッタ以外のクラスメイトが全員死ぬみたいな展開でも良かったんじゃないかと。。で、スレッタが闇落ちして、ガチでお母さんの言いなりになって、宇宙議会にケンカしかけるみたいな。。

やっぱり学校という舞台で起こった事件という面が強くて、もっと派手な展開があってほしかったなと思うわけです。。

スレッタがクローンであるということももう一期の終盤で明かしても良いんじゃないかと思ったり。。一期終わった時点で、ああーもうめちゃくちゃだよ、どうすんのこれ?みたいなくらいめちゃくちゃにしてほしかったです。。

3つめ、絵が弱い。

もっともっとキャラクターを立てても良かったなと思いました。

それぞれ主要キャラについては掘り下げも行ってますし、今の性格や信条を養った経緯も分かるんですが、もっともっと感情剥き出しシーンをやってほしかったですね。

さっき絵が弱いって表現しちゃったんですが、それはキャラクター的な意味もそうなんですがシンプルに絵の質感というかタッチ平坦に感じちゃうんですよね。

そのせいもあって、全体的に淡々と展開が進んでいくというか。。

なので大事なシーンでもあまり感情移入できなかったり、おお!っと思うポイントが少なかったなと思ってしまったのが全体的な印象でした。

もっともっとお母さんの怒りとか後悔とか描いてほしかったし、スレッタともドンパチやってほしかったですね。

はい、ここまでが個人的に残念だと思ったポイントでした。

ということでここからが良かったポイントですね!

まず、0話と一話が良かったです!

これから新しい物語が始まるんやー!っていうワクワクもそうなんですが、一話で結構シリアスな話を置いておいて、一話はガラッと学園物で、しかも一話からガンダムがランキング一位取ってしまうっていうロケットスタートは好きでした。

あとはガンダムかっこいいですね!デザインめっちゃ好きです。特にエアリアル改修型が好きですね。

あと主人公のお母さんが自分のガンダムに乘って対立するという展開も新しくて好きでした。

なーんか二期のオープニングのエアリアルのカットがちょっとボス感あるなーと思ってたらそういうことやったんですね。

展開で言うと、シャディクとチーム戦したときに最終的に決着を決めたのは、仲間の長距離狙撃というのがおお!って思いました。あと、最終話でスレッタが、お母さんは復讐を諦めてエリクトを幸せにすることに決めたんだよねっていうセリフにぐっと来ましたね。

あとは一番じゃないやり方とか、進めば二つとかそういうね人生レベルでこころに残すようなセリフが聞けたのは良かったなと思いました。

やっぱりこのガンダムで描きたかったのは祝福だったんだなという感じがします。逆境に立とうとも、何かを失おうともうらぎられようとも、それでも前に進む人たちを、不確かな状況でも前に進もうとしている人たちを応援したいみたいなメッセージがちょっと伝わってきました。

そんな感じですね!

それもそうですが、ガンダムSeeDの劇場版が楽しみ!ほとんど忘れたけど楽しめるのかしら。。

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