なんかさー、PS5が割とちゃんと売れてるみたいなニュースを聞いて、マジかよって感じです。いや、喜ばしいことなんですが個人的にはちょっと複雑な心境です。という話をしたいと思います。
僕が新型PS5値上げの時にブチ切れした理由
まず、僕は新型PS5値上げのニュースが出た時本気で怒ってたんですね。理由は何個かありまして、まず一つ目が自分が安く買うために新型待っていたのに裏切られたこと、二つ目はハードの普及率が下がると自動的にソフトのラインナップも細くなってしまうこと、そして三つめがソニーが「あ、これくらいの値段でもPS本体売れるんだ」って思わせたくないから、そういう空気を作りたくないからです。
新型PS5の値段が発表されたとき色んなYoutuberの紹介動画聞きましたが、みんな値上げのことを説明するときに「まあ円安ですからね」みたいな感じで、納得しよるんですよ。そして視聴者に納得させようとしてくるんですよ。
僕はあの理屈が好きじゃなくて、円安だからという理由で高い値段設定にしているのであれば、円高になったときにちゃんと値段下げるんやろうなと。円高還元セールみたいなのをちゃんと相場に合わせてやるんやろうなとそう問いただしたいですよ。そしてそんなことするわけないということが分かっているのでその「円安だから高い」という理屈を僕は許容しません。「物価高だから高い」は許します。この二つは似ていますが本質が異なります。いや、正直あんま詳しいことわかってないです。すみません。
初期費用は下げてなんぼ。ハードはバラまいてなんぼ
とにかく、僕は新型PS5については赤字でも値下げすべきだったと思っていますし、せめて同じ値段にしてほしかったんですよ。でないと、どんどんゲームの値段が上がってしまって敷居が上がって、高級品みたいな扱いになってしまうんですね。じゃあこれって我々の望んだ未来なのかって話ですよ。違いますよね?ゲーム本体にそれこそ10万円とか出さないと買えない未来ってみんな望んでないですよね。でも今回の値上げで、それでも本体がそこそこ売れたという実績が残ってしまうということは、別に値段上げても大丈夫だからみんなで上げていこうぜみたいな方向に転がっていくんですよね。
基本的にハードって安くすべきなんですよ。プリンタとか髭剃りとかそうですよね。最近のスマホゲームでも基本プレイ無料とかにしているのはユーザーの母数を増やすことが大事であることを知っているからです。ソフトをたくさん売るにはひとまずユーザーの母数を増やさないことには始まらないからです。
こういう話になると、「いや値段下げすぎるとゲーム会社が儲からないじゃないか!!」みたいなこという人たちが一定数出てくるんですが、我々ユーザーはそんなこと考えなくていいんですよ。我儘で良いんですよ。例え話ですが従業員はもっと給料をよこせっていうべきなんですよ。そんなこと言い出したら会社がつぶれちゃうかもみたいなことは社長とか役員だけが考えたらいいんですよ。このせめぎ合いこそが調和なんですよ。正常な経済のあり方なんですよ。なので本当にこれは7万円の価値があるな、と思うものでなければ基本的にはもっと安くしろと言い続けるべきだというのが僕の意見です。ちなみに僕はPS5の適正価格は税込み50000円だと思っています。
ですが、今の縦置きスタンド合わせて7万円という金額にもかかわらず結構売れているということなのでさっきの話でいうとそれだけの価値があることを認めたということだと思うんですね。社会全体が。これはメーカーの勝ちですね。ユーザーの根負けですわ。
このタイミングでPS5が売れている理由について少し考えたい
この年末年始で結構PS5売れたみたいなんですが、なんで買っていうと大人は冬のボーナスとか子供はお年玉とかそういう意味でのタイミングもあるかと思うんですが、やっぱり2024年の発売予定ソフトのラインナップがかなり充実してきたことが一番の要因かなと思います。
いや、どうなんでしょうね。これから出るゲームも結構XboxとかPS4に対応しているのが多いので、必ずしもPS5でなくても良いのですがせっかくだからキレイな画質でストレスなくと考える人たちが多いのでしょうかね。もしくは独占タイトルであるFF7rebirthのためにみんな備えているのか。。最終的に購入に踏み切った理由はひとそれぞれだと思うのでもしそのような方がいればコメントで教えていただければ嬉しいです。
ちなみに僕はFF16と7Rebirthをプレイするためです。全然関係ないですが、Switchのゲームはあまり興味が無いんですがブレワイとティアキンとゼノブレイド1,2,3だけPS5に移植してほしいです。
みんななんで7万円弱も出してPS5買うんですかね。いやこれは本当に真面目な話で、メーカー側はここを徹底的に考えないとコケます。特にソニーは全力で考えて次回反映させないと次のPS6でコケてマジでブランド終わりかねないと思っています。ただでさえクロスプラットフォームのソフトが増えているので、「今市場の覇権を握っているハードの次世代機だから」という理由だけでは死ぬと思っています。ノリで買える値段をゆうに超えてしまっているので。
ソフトが充実するのが第一。他は二の次。
僕が考えるのはなんやかんやでソフトのラインナップの充実ですね。結局ここだと思っています。だからソフト会社にいかに優しくするかだと思っています。PS Storeの手数料を下げるとか、PSへの最適化への技術協力とか(これはFF16の時にやってましたね)、そもそも開発しやすいハードにするとか、市場に十分にハードを行きわたらせるとか(ソフトを作る価値があると認識してもらう)
そういえばソニーが動画のサブスクサービスを始めるみたいなニュースみたんですが、マジでセンスねえなって思いました。マジで誰とくだよって感じですね。なんかドコモ思い出しました。みんなが二年前にやっていて十分に普及したサービスを他社よりも高く情弱向けに提供するみたいな、よっこらしょみたいなスピード感で提供するあの感じです。まあソニーなりの勝ち筋というか戦略があるのでしょうが、どうでしょうね。十分に練られたというPS5の販売戦略でさえ、転売対策がまったく出来ていなかったあのソニーですからあまり期待できないですね。
ちょっといろいろ言っちゃいましたが、結果売れてるんだからごちゃごちゃ言うなよって感じなんですけど、ちょっと思っていることをぶちまけちゃいましたね。失礼しましたw
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