このチャンネルは僕が好きなアニメやゲームについて思ったことを、好き勝手に語っていくというラジオ番組です。寝る前とかなんかしながらとかにダラーっと聞いていってください。
えー先日メタルギアマスターコレクションvol1が先日発売されまして、その評価がすこぶる悪いということでコナミってマジでヤバかったんやなという話をさせていただきたいと思います。
そもそもメタルギアシリーズは小島英雄監督の代表作で、特に初代のメタルギアソリッドは初代PSソフトの中でもっとも面白いゲームと評されていたほど素晴らしいゲームです。そのストーリー、メッセージ性、さらに敵を倒さず見つからないように敵地に潜入するという残心すぎるゲーム性。どこをとっても一流のゲームでした。
そこからシリーズは続いていき、戦争根絶や、遺伝子の継承、そして遺伝子情報には載らない情報など、時には実際の戦争を舞台にし、時には近未来の紛争を舞台にしながら壮大なストーリーとメッセージを我々の脳内にぶち込んでくれたと思っています。
いやこれは半分冗談で半分本気なんですけど、メタルギアをちゃんとプレイした人間とプレイしていない人間で人生観けっこう違うと思うんですけどね。それくらい人生に影響を与えるゲームだと思っています。
で、そんなメタルギアソリッドの３がですね、リメイク作品としてデルタという名前で発売されますと。その発売はもう少し先なんですが、ひとまず先にメタルギアソリッドマスターコレクションが手抜きということで結構叩かれいます。
例えば、
- 初代のメタルギアのフレームレートが30である
- 一部の無線のやりとりが削除されている
- BGM関連の不具合、バグがある
- switchのパッケージソフト買ったのにダウンロードしないといけない
- ボタンを感圧式じゃないので、L3ボタンを使わないといけない
- PS5は〇と×ボタンが入れ替わっている
みたいな感じで、とりあえずそのまま移植しましたみたいな作りになっているみたいです。これはいただけませんね。。まあ所詮、移植再販系なのでリマスターでもないし、そこまで力入れる必要ないじゃんっていう主張もあるかと思いますが、そんなシンプルに片づけて良い問題じゃないと思っています。
まず、このマスターコレクションって今後発売されるメタルギアソリッドデルタの販促目的もあるじゃないですか。メタルギアソリッドを全く知らない世代に対して、メタルギアの面白さを知ってもらって、そこからデルタも買ってもらうっていう意図は必ずあるはずなんですよ。
だから、移植版とはいえ、快適にプレイできるように最適化する必要があるはずなんです。特に昔のゲームなんで不便なところがたくさんあるはずなんです。それを現代のプレイヤーも少なくとも快適にプレイできるように細かいところも含めて調整する必要があるんです。それを単純に移植だけしました、で終わらせるとデルタの売り上げにも影響出るでしょうよ。あ、コナミってそういう会社なんやってなるじゃないですか。
あとはここ一番大事なんですが、小島英雄監督の名を汚してるんですよ。汚してるまではいかないですね。少なくともリスペクトを感じないですね。
メタルギア好きな人って100％小島監督のことを尊敬してるんですね。エヴァ好きなひとは庵野監督のこと好きじゃないですか。それと同じで、その人しか作れない作品って世の中にはあるんですよ。それがこのメタルギアソリッドです。
以前、メタルギアサバイブというスピンオフ作品を出して、ちゃんとゲームは面白いにもかかわらずぼろくそ叩かれてましたよね。そしてあんまり売れなかったですよね。そういうことなんです。その監督が作り上げたタイトルを名を借りてゲームを発売するということは一定の責任が伴うんです。だから移植版とはいえ、ちゃんと最後まで作り切らないといけないんです。バグとかあっちゃいけないんです。
だから、今回のニュースを見て、小島監督と会社がケンカして辞めたみたいな話を思い出してね、あ、やっぱりそういう会社なんやなって思っちゃいましたね。いろんな事情があるのは分かりますが、結局ユーザーを大事にしないという判断を最終的にしてしまう会社なんやなって思いましたね。
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